2024/06/14 18:31
史上最高値水準にあった銅スクラップ市況は調整色が出て一段値を下げた。14日現在1号ピカ線で5月下旬の高値から80円値を消して、1キロ1,490円の水準にある。指標となるLME相場(現物)が5月下旬にピークアウトして一時9,500ドル台まで押し戻される展開となり、高値相場をけん引してきたもう一つの要因である中華系の買いも高値疲れで鈍ったからだ。ただ、ここにきてLME相場に下げ渋り傾向がみえるほか、下げた水準で買いが入る(中華系による)押し目買い現象も出ており、発生薄の続く需給状況を考え合わせると、一気に相場の足元が崩れる気配はない。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
中国のレアアース製品輸出、8月は19.6%増 磁石向けは10年以上ぶりの規模に拡大か
2025/09/19
中国タングステン輸出量、8月に1621トン 規制前の量に戻る、APTは最高値続く
2025/09/19
電子部品輸出入Report#127コネクタ輸出 2025年輸出量増加
2025/09/19
電子部品輸出入Report#126金属製磁石輸入 中国ベトナムからの輸入急減
2025/09/19
二次電池輸出入Report #193鉛蓄電池輸入 韓国からの輸入数と平均単価とも右肩あがり
2025/09/19
二次電池輸出Report #192ニッケル水素二次電池 米国向け車載向け輸出増加がけん引
2025/09/19
中国金鉱の紫金鉱業、海外事業子会社を香港市場に分離上場へ 金高騰で好調、事業拡大
2025/09/19
2025年7月のステンレス熱間圧延鋼材生産統計 前年同月比5.2%増の183,915トン
2025/09/19
2025年7月の国内アルミ脱酸材生産 前年同月比0.09%減の5,486トン
2025/09/19
ビジネスチャンスは空に――東洋製罐が挑むドローン搭載スプレー缶噴射装置
2025/09/19