2024年1-4月のインド銅スクラップ輸出入概況 輸入は前年比1%減へ
2024/07/15 21:18
インドの貿易通関統計による2024年1-4月の銅スクラップ輸入統計は、77,949トンとなり、前年比1%減となった。輸入平均単価は5,898ドル/t。
23年同期は78,734トン、22年同期は83,312トン。
輸入先国別で見ると、トップはサウジアラビアの11,065トン。前年の11,529トンから減少した。輸入平均単価は7,694ドル/t。
次いで米国の9,642トン。前年の13,265トンから減少している。輸入平均単価は5,513ドル/t。
3位ドイツは8,740トン。前年の7,414トンから増加した。輸入平均単価は5,399ドル/t。
一方輸出は、8,466トンとなり、前年比32%増となった。輸出平均単価は6,336ドル/t。
23年同期は6,411トン、22年同期は9,483トン。
輸出向け先国別で見ると、トップは中国向けの4,022トン。前年の3,748トンから増加した。輸出平均単価は7,695ドル/t。
次いで韓国向けの3,551トン。前年の689トンから急増している。輸出平均単価は4,614ドル/t。
日本向けは343トン。前年の417トンから減少した。輸出平均単価は7,280ドル/tとなっている。
(IRUNIVERSE Hatayama)
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