2024/07/16 18:32
文字サイズ
国内アルミ合金とアルミスクラップの足元の市況はいずれももちあい圏内の値動きながら、弱気配も漂う。16日現在、国産ADCで中心価格帯は1キロ400‐405円の水準にあり、7月上旬比で変化はないが、一部400円を切る取引も散見されるという。中国向けのスクラップ輸出が鈍ったことで中華系が国内売りに転じ、国内問屋勢もこれに背中を押される形で在庫調整に動いたため、ひっ迫していた原料事情が一時的に緩和する流れができ、8月のお盆休みを控えて製品ベースでも在庫圧縮を進める現象が起きたからだ。ただ、9月以降のスクラップの品不足再燃を指摘する声は多く、相場の足元が一気に崩れる展開も予想しづらい。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
鉛バッテリースクラップ市場近況2025#9 仲値、高値ともに続伸――東西で中華系の動きが活発に
2025/10/17
経産省、バッテリー先進人材普及ネットワーク(BATON)を設立
2025/10/17
FREE
中国・青山集団のインドネシアのニッケル工場で火災 3人負傷、23年以来3度目
2025/10/17
マテリサグループ 老舗紅久を筆頭にヤードリサイクラーを「連邦経営」で連携へ(前)
2025/10/17
BIR最新非鉄金属レポートで読み解く、ラテンアメリカのリサイクル業界
2025/10/17
整形外科用インプラントへチタン合金積層造形を適用・製品化
2025/10/17
FREE
中国の最新アルミスクラップ輸入状況詳細とユーザー企業について
2025/10/17
PRO
2025年8 月のステンレス熱間圧延鋼材生産統計 前年同月比4.5%減の179,898トンとなった。
2025/10/17
【BIR四半期報告】ステンレス市場は変わらず低迷
2025/10/17
国内酸化チタンPSI実績Report #42 2025年アナテーゼ型販売量低水準続く
2025/10/17