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非化石価値付きのオフサイトPPAによる電力供給で基本合意――山一金属と静岡ガス&パワー

 

握手を交わす上木敏社長(左:静岡ガス&パワー)と大賀丈久専務取締役(右:山一金属)

 

 アルミ缶由来のリサイクルアルミを手掛ける山一金属(静岡県駿東郡長泉町)は17日、静岡ガスグループの静岡ガス&パワーと、非化石価値付きのオフサイトPPA*方式による電力供給契約の締結に向けて基本合意書を交わしたと発表した。静岡ガス&パワーが確保する太陽光発電所から再生可能エネルギーの供給を受け、自社工場の脱炭素化を追求、製品の競争力強化やブランド化に役立てる狙いだ。運用態勢が軌道に乗る2026年にはスコープ2*領域のCO2排出がゼロになるとしている。

 

*オフサイトPPA(Power Purchase Agreement):企業が自社施設外にある再生可能エネルギー発電所から電力を購入する契約を指す。

 

*Scope 2:企業が購入する電気、蒸気、熱、水冷などのエネルギー使用に伴う間接的なCO2排出を指す。

 

 山一金属は温室効果ガス(GHG)の削減目標を掲げ、工場使用電力の再エネ化を積極的に進めてきている。Scope1*、2で、30年までに19年対比で28%削減するとしており、国際的なイニシアチブであるSBT(Science Based Targets)の認定企業にもなっている。

 

 *Scope 1:燃料の燃焼等、事業者自らによる温室効果ガスの直接排出。

 

 山一金属では「オフサイトPPAのスキームはアルミリサイクル業では全国で初めて」としており、今後とも一層の環境負荷の低減に取り組むとしている。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

 

 

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