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「薄肉ウェブ梁座屈補剛工法」の適用範囲を拡大し、使いやすく―JFEスチール

「薄肉ウェブ梁座屈補剛工法」の概要

 

 JFEスチールは22日、鉄骨梁の設計・施工を合理化できる「薄肉ウェブ梁座屈補剛工法」の適用範囲を拡大したと発表した。良好な構造安全性とスチフナの設計法の妥当性については第三者評価機関による性能証明も取得済み。

 

 2019年5月に認証を取得したW120タイプは、梁せいや梁長さなどの適用範囲を拡大し、より使いやすい内容に改定した。新たに認証を取得したW90タイプは、適用できる梁の幅厚比を限定し、縦スチフナの施工のさらなる省力化が可能となった。

 

 「薄肉ウェブ梁座屈補剛工法」は局部座屈に対する部材ランクがFDの梁(ウェブがFDでフランジがFAランクの梁)を対象に、梁の端部を縦スチフナで補剛することで、早期の局部座屈の発生を抑制するもの。変形性能を担保することで、梁の部材ランクをFAかFBランクまで向上させるほか、ウェブの鋼材重量を最大14%低減することができる。

 

 また、床スラブによる梁の上フランジの拘束効果を考慮する「鉄骨梁横座屈補剛工法」を併用することで、梁の鋼重削減と横補剛材の省略が可能になり、コスト削減と工期短縮化など、さらなる鉄骨工事の合理化が見込めるという。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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