2024/08/01 17:37
国内アルミ合金とアルミスクラップ市況はいずれも下押し圧力を抱えて推移している。31日は急反発したものの、7月上旬以降大きく下げた指標となるLME相場(現物)の値動きや中国需要の不振が重石になっているためだ。7月中旬比でスクラップが軒並み下げ、国産ADCも1日現在、安値で5円値を消して1キロ395‐405円の水準にあるが、「9月以降の値決め交渉では輸入塊なら360円を巡る折衝」(輸入商社筋)という。急激な円安修正も重なって先安観が急速に台頭している。値上げ交渉途中の合金メーカーがお盆休み明け後、どんな価格政策で需要家筋と向き合うのか、それが当面の最大の焦点になってきた。
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