新着情報

2024/10/03   東邦亜鉛24年度下...
2024/10/03   世界の鉱業企業は資...
2024/10/03   世界最大規模の物流...
2024/10/03   第22回スマートエ...
2024/10/03   第22回スマートエ...
2024/10/03   ブラックマス市場近...
2024/10/03   世界の半導体需要と...
2024/10/03   世界の半導体需要と...
2024/10/03   ステンレス鋼材国内...
2024/10/03   黄銅条輸出Repo...
2024/10/03   日本の銅箔輸出Re...
2024/10/03   MLCC輸出入Re...
2024/10/03   精製鉛輸出入Rep...
2024/10/03   精製鉛輸出入Rep...
2024/10/03   銅板輸出Repor...
2024/10/03   SUSscrap ...
2024/10/03   ステンレス鋼材国内...
2024/10/03   絶えぬ鉛廃バッテリ...
2024/10/03   原油価格の動向(1...
2024/10/03   2024年8月 S...

JFE商事エレ、タイでの溶剤リサイクル事業に進出

調印式の様子。一番右がJFE商事エレクトロニクスの柳澤孝彰社長

 

 JFE商事エレクトロニクスは25日、タイ・Union Petrochemical Public Co.,Ltd. (UKEM社)や豊田化学工業と合弁で、タイ・ゲートウェイシティ工業団地に溶剤のリサイクル工場機能を担うUTJ Glean Solutions (Thailand) Co.,Ltd.(UTJ)を設立したと発表した。

 

 資本金は2億バーツで、出資比率はUKEM社51%、J商エレ25%、豊田化学工業24%。2025年11月に操業開始を予定している。

 

 同工場には豊田化学工業の技術支援のもと最新式蒸留設備を導入し、一般的な蒸留工程にかかる時間を約半分まで削減する。これにより、年間約1万トン以上の溶剤リサイクルを可能とする見込みだ。

 

 まずは安定的かつ高品質なリサイクル溶剤の供給体制の確立を目指し、その後は蓄積した溶剤リサイクルのノウハウ・技術を活かした段階的な業容の拡大を図っていく考えだ。タイ国内だけでなく、ベトナム・インドネシア・インドといった東南アジア諸国への展開も視野に入れる。

 

 UTJは、3社(UKEM社・豊田化学工業・J商エレ)の頭文字であり、同時に「タイと日本の協働」を意味した”United Thailand and Japan”もイメージするものとして命名された。また。”Glean”は、”Green(グリーン)”と”Clean(クリーン)”を組み合わせた造語であり、「環境への貢献」を目指す意味も込められている。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る