銅、アルミスクラップのHSコード細分化へ 25年1月1日から―循環型経済の移行へ情報基盤整備急ぐ
2024/10/31 19:24
銅、アルミスクラップの輸出入統計品目番号(HSコード)が来年1月1日から改定になる。31日付の財務省告示第270号としてその内容が開示された。銅スクラップは現在の1分類から、「銅線(100)」「黄銅(200)」「その他(900)」の3分類に、アルミは「アルミ缶(100)」「その他(900)」の2分類に新たに「サッシ(200)」と「切削くず・打ち抜きくず(300)」を追加した4分類になる。HSコードの細分化により、リサイクル原料のトレーサビリティ(追跡可能性)を高め、サーキュラーエコノミー(循環型経済)社会の実現へ、その資源情報流通の基盤整備を急ぐ。
関連記事
- 2025/06/16 LME Weekly 2025年6月9日-13日 米中貿易交渉の進展期待も中東情勢緊迫化でCu Ni下落、Al続伸
- 2025/06/15 非鉄各社26/3期新前提とのギャップについて(6/13時点)
- 2025/06/15 LMEの現物と先物の鞘(6/13)
- 2025/06/15 2025年4月 アルミスクラップ輸出統計分析 アルミ合金スクラップは増加も、累計は大幅前年割れ続く
- 2025/06/13 神鋼商事、田口金属と合弁会社設立検討へ基本合意-非鉄金属スクラップのリサイクル事業
- 2025/06/13 アルコニックス、埼玉にリサイクル施設用地2万平方メートルを取得
- 2025/06/13 SHFE軟調などでLME亜鉛続落、国内建値6円引き下げ、433円に
- 2025/06/12 三井金属グループの日比共同製錬玉野製錬所、The Copper Mark認証を取得
- 2025/06/12 50%関税が促すアルミスクラップ商流の最前線――Aluminum Sumit
- 2025/06/12 アルミUBC自治体入札2025#10 千葉市7‐9月渡しは285円台の落札