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FASTECX、極薄軽量フレキシブルLEDの可能性訴求―HANEDA EXPO 2024

極薄軽量フレキシブルLEDを活用したFASTECXの商品

 

 

 株式会社羽田未来総合研究所(東京都大田区、代表取締役社長執行役員 大西洋)は2024年10月31日~11月1日にかけて、「ミライの空港展示」をテーマとした展示会「HANEDA EXPO 2024」をHANEDA INNOVATION CITY®(東京都大田区)にて開催した。空港や航空に関連する29社の事業展示のほか、多彩な登壇者による講演やディスカッションが行われ、盛況のまま幕を閉じた。半導体関連では、FASTECX(ファステックス、東京都中央区、鈴⽊聡社長)が自社開発の極薄軽量フレキシブルLEDを採用した「デジタルバリケード」などを出展し、来場者の関心を集めた。

 

 ファステックスが手掛ける「デジタルバリケード」はベルト部分がLEDとなっているポータブル表示機器で、外国⼈や聴覚障害者に対して正確な情報と安全を提供する。LEDをポール上部に巻き取って収納でき、設置場所の可変性に優れている点も特徴の一つ。

 

 

「デジタルバリケード」(画像をクリックするとインタグラム動画が開きます)

 

 

 複数のデジタルバリケードを遠隔操作できるほか、⾳声を瞬時にテキストに変換し、画⾯に表⽰することも可能だ。⼊⼒された⾳声を他⾔語に翻訳したテキストの表⽰にも対応する。2025年にはAI搭載モデルをリリース予定とのこと。質問への回答を質問した言語で、表示もしくは音声出力することができるという。

 

 同社はこのほかにも自社開発LEDを活用した様々なアイテムやサービスを開発しており、今年9月には羽田空港第3ターミナルでエスカレーターサイネージの実証実験を展開。製品化に向けた実用性の検証を行った。

 

 薄型で柔軟性を併せ持つLEDは、設置対応力が高いことを意味し、今後様々なシーンでの導入が想定される。デジタルバリケードのような注意喚起だけでなく、観客を魅了するエンターテインメントの分野でも広く普及するとみられる。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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