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米国、中国産タングステンの一部に追加関税 太陽光発電用ウエハも、1月1日から

 米通商代表部(USTR)は12月11日、一部中国産タングステン製品への輸入関税を引き上げると発表した。タングステンバーなどで25%に引き上げる。太陽光発電用ウエハ、ポリシリコンは50%に引き上げる。2025年1月1日付で発効する。

 

 

プレスリリース:USTR Increases Tariffs Under Section 301 on Tungsten Products, Wafers, and Polysilicon, Concluding the Statutory Four-Year Review | United States Trade Representative

 

 相手国の不公正貿易に対する一方的な制裁を認めた米通商法301条に基づく対中関税の強化措置を強化した。新たに対象となるタングステン製品は、未鍛造タングステン、タングステンバーおよびロッドプロファイル、プレート、シート、ストリップおよびホイルなど。

 また、太陽光発電材料では、シリコンの重量が99.99パーセント以上含まれているシリコンおよびディスク、ウェハなどの形で、電子機器で使用するためにドープされた化学元素、電子使用のためにドープされた化合物が対象となる。

 

追加関税の対象製品

(出所:USTRホームページ)

 

 USTRは今回の措置について、「過去4年間にわたりUSTRが調査してきたほか、中国側も措置はとったものの、中国の有害な強制技術移転慣行、特にサイバー窃盗や産業スパイ活動が継続しており、場合によっては悪化している」と指摘した。発表資料中でキャサリン・タイ代表は、「関税引き上げは中国の有害な政策と慣行をさらに鈍らせ、米国のクリーンエネルギー経済を促進するための国内投資を補完し、重要なサプライチェーン(供給網)の強靭性を高める」と述べた。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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