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豪フォーテスキュー、中国・宝武と協力へ グリーンスチール事業で、脱炭素促進

 オーストラリアの鉄鉱石大手フォーテスキュー・メタルズ(Fortescue Metals)は1月8日、企業向け交流サイト(SNS)のリンクトインで、「中国国有鉄鋼大手である宝武集団の傘下企業との間で、製造時の温室ガス排出量を抑えたグリーンスチール分野での協業について覚書を交わした」と発表した。脱炭素化の促進を目指す。

 

(出所:リンクトインのフォーテスキューによる投稿)

 

 1月9日付のロイター通信によると、フォーテスキューは中国’(SNS)の微信(ウィーチャット)でも同様の投稿を行った。ホームページなどでの公式発表は現時点ではない。宝武側も発表はしていない。

 

 覚書を交わしたのは宝武の完全子会社である宝武資源。ロイター通信によれば、ウィーチャットではフォーテスキューのシェリー・ロバートソン最高執行絵責任者(COO)が、「宝武との提携により、グリーンスチール技術の開発を加速させ、中国内外で高まる需要に対応できるようにする」と述べた。

 

 フォーテスキューは西オーストラリアでグリーンスチールの工場を建設中。グリーン水素を還元炉で鉄鉱石をスポンジ鉄に転換し、電気製錬炉で処理して高純度のグリーンスチールを製造するという。

 同社は生産したグリーンスチールを中国に輸出したい考えで、2024年夏には中国の李強首相をオーストラリアの工場に招待した。ほかにも中国企業から重機を大口購入したり、運搬船の建造に協力したりするなど、対中事業に積極的だ。宝武との間でも、2024年秋から協業の話を進めていた。

 

 

 (IR Universe Kure)

 

 

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