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インド、重要鉱物に2910億円割り当て 探査強化し輸入依存低減へ、7年間の戦略発表

 インド鉱山省は1月29日、ホームページ上で、2030-2031年財政年度までの7年間の重要鉱物戦略を発表した。1630億ルピー(約2910億円)を開発費として割り当てる。国内での鉱物探査を強化し、換金可能な事業を育成するなどして自国内産業を確立し、輸入依存を低減する。

 

 

プレスリリース:679a0e7c614611738149500.pdf

 

 追加予算として1800億ルピーの上乗せを準備する。また、7年間の支出は3430億ルピーを見込む。発表資料中では、リチウムやニッケル、レアアース(希土類)など24の鉱物を重要鉱物に設定した。

 

インド重要鉱物産業向け予算

 

重要鉱物リスト

 

 インドの重要鉱物使用は、現在では中国産などの輸入品に頼っている部分が大きい。ただ、インド政府は2047年までに同国の先進国入りを実現する「 Viksit Bharat 2047」計画を掲げる。重要鉱物分野の育成はこの計画に沿ったもので、世界的な脱酸素化などの流れを受けて、重要鉱物の産業育成需要が高まっているとした。将来的にはリサイクルなども含め、鉱業全体のシステム確立を目指す。

 

インドの重要鉱物産業のイメージ

 

ブ

 

(図表はいずれもインド政府鉱山省の発表資料より)

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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