ステンレス鋼材 仕入れ先・月別輸入量推移 2024年12月及び2024暦年 鋼板類
2025/02/14 08:23
アイアールユニバースでは、ステンレス鋼材の過剰輸入を懸念して、品種別、仕入れ先別輸入量推移を、経済産業省のモニタリングシステムを用いて注視している。
2024年12月のステンレス鋼板類[薄板、広幅帯鋼(熱間圧延・冷間圧延)及び帯鋼]の輸入量は前月(1万8,735トン)比21.2 %増の2万2,707トンとなった。前年同月(1万6,705トン)比では、35.9 %増と、前年同月比では13か月連続で増加した。主な仕入れ先としては、韓国が6,599トン(前月7,069トン)、台湾が4,099トン(前月4,198トン)、中国が1万869トン(前月6,432トン)となった。中国が韓国を上回った。
関連記事
- 2025/05/02 レアメタル系スクラップ市場近況2025#5 コバルト系など一部を除き、軒並み減少傾向に
- 2025/05/02 バナジウム市場近況2025#5 上値重い、最終需要の回復に懐疑ムード、膠着感も
- 2025/05/02 硫酸ニッケル輸入Report#76 2025年 3年ぶりに増加基調 安価な中国からの輸入拡大
- 2025/05/02 インドネシア 1~3月のニッケル製品輸出量は350万トンに
- 2025/05/01 2025年4月フェロアロイの平均推移(月平均)
- 2025/05/01 ニッケルブログ#20 EU競争力指針-ニッケル産業からの意見
- 2025/04/30 大平洋金属:25/3期業績見通し修正し、新中計を発表、フェロニッケルから新規事業へ転換
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU使用済自動車規則案:揉めるプラスチック再生材含有ターゲットの行方は?」
- 2025/04/30 2025年2月チタンスクラップ輸出入統計分析 輸出は数量・金額ともに2カ月連続前月割れ
- 2025/04/30 2025年2月シリコマンガン輸入統計分析 3カ月ぶり減少2万トン大幅割れ 累計も前年割れ