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カナダの報復関税迫るかトランプ関税Section 232輸入関税への対抗措置

 カナダは昨年米国へ320万トンのアルミ地金を輸出した実績がある。これだけの数量のアルミ地金が市民のアルミ缶や電線、サッシ、自動車などその他広くアルミ製品へ米国内で加工されている。

 

 過去にトランプ政権の輸入関税に対抗してカナダは2018年に米国の鉄鋼、アルミ、フロリダのオレンジジュースなどへ166億加ドルの報復関税を実施した。トランプ政権は米国以外の世界の市民への配慮は考慮していない。しかしカナダの報復関税に対して米国市民からトランプ政権へ反対が起った。ブーメラン効果である。

 

 カナダは米国の強力な仲間の同盟国である。しかも衰退している米国製造業の原材料を支えている強力な資源国で、北米の域内の経済活動に寄与している。

 

 カナダのトルドー政権で2019年に副首相、2020-2024年財務大臣のジャーナリスト・作家・政治家のCrystia Freeland氏がニューヨークタイムズ紙2025年2月17日の1面に寄稿した。

 

 今米国民が選んだトランプ2.0は世界中を相手にアメリカ・ファーストを唱えて関税を突き付けているが、その結果米国はアメリカ・アロン“ひとりぼっち”となっている。アメリカが“ひとりりぼっち”になったらどこでカナダは友人を探すのだろうか?カナダはアメリカの強力な友人である。

 

 カナダは既に対抗措置の経験済みである。しかも米国もブーメラン効果も十分に経験済みである。カナダのジャーナリスト下院議員の苦言は的確である。クリスティア・フリーランド氏はカナダ首相候補にもなっている。カナダがもしもアメリカ以外の友人を仮に探すなら、だれが友人になれるだろうか?

 

 

(Katagiri)

 

 

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