コンゴがコバルト輸出を一時停止した後、中国企業は「重責を担う」ことができるか
2025/03/07 11:10
DRCコンゴの関係当局は、世界のコバルト市場の供給過剰に対応するため、コバルト輸出を4カ月間停止することを決定したと発表した。DRCコンゴ戦略鉱物市場規制管理局が同日発表した声明によると、コンゴ首相と鉱業相は、市場の安定に影響を及ぼす状況に備え、規制当局が輸出禁止を含む臨時措置を講じることを許可する法令に署名した。この措置は2月22日から発効した。声明は3カ月後に評価を行い、その際に状況に応じて一時停止措置を調整または解除する可能性がある。
関連記事
- 2025/06/12 バッテリーメタル(Ni,Co、Li、Mn)価格の反発には更なる供給調整が必要
- 2025/06/09 Project Blue Critical Materials Forum 「なぜベリリウムを語らないのか?」
- 2025/06/06 英コバルト・ホールディングス、ロンドン上場を断念 グレンコアが支援も
- 2025/06/03 Project Blueフォーラム 地政学が揺るがす重要資源の供給網
- 2025/06/02 トランプ2.0時代のアフリカ戦略 UAEのザンビア銅コバルト資源投資
- 2025/06/02 酸化コバルト輸入Report #73 2025年輸入量増加 本物なのだろうか
- 2025/05/30 【貿易統計/日本】 2025年4月のコバルトくず輸出入統計
- 2025/05/29 【貿易統計/日本】 2025年4月の酸化コバルト輸入統計
- 2025/05/29 中国のコバルト価格が4連続で下落 中国のコバルト製錬所の80%に問題が発生した
- 2025/05/29 DRCコンゴは米国と鉱物合意に達し、「中国への依存を減らす」と賛する