2025/03/24 18:05
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2月に5カ月ぶりとなる反落場面を迎えていた鉛バッテリースクラップ市況は引き続き、弱含みで推移している。足元で荷もたれ感が増幅されたわけではないが、2月の巣鉛輸出の逮捕報道や円高で輸出の勢いが削がれ、発生の多い季節要因も重なって市場心理が弱気に傾いている。24日現在、「1キロ当たり120円レベルの価格が通りにくくなってきた」といい、高値でおよそ2円値を消す形になっている。ただ、4月以降は発生が減る時期に入るだけに、製錬メーカーと問屋筋の目先の下限価格を探る攻防は、輸出動向を決定づける為替相場を横目に激しさを増しそう。
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