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アジア合成樹脂市況の近況(No35) 先安観が強まる

 アジア合成樹脂市況は3月に入りじり安基調にある。トランプ新政権による全方位的な関税政策にいる世界景気の悪化懸念により、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニル樹脂のフォローアップ4樹脂が揃って市況下落し年初来安値を形成している。現状では先安観の解消要因は見当たらない状況にある。
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