2025/04/15 18:19
文字サイズ
国内アルミ合金とアルミスクラップ市況は先安ムード一色に染まり始めた。実需不振に米の関税発動が追い打ちをかけ、市場心理が大きく弱気に傾き始めたためだ。スクラップが15日現在、4月上旬比で軒並み1キロ20‐35円の幅で値を消しているほか、製品の国産ADC は1キロ380‐400円水準のもちあい圏内にかろうじて踏みとどまっているものの、下押し圧力は強く、「早晩380‐390円レベルに水準を切り下げていくことになる」(合金メーカー)との見方が多くなってきている。一定の需要増が見込める新年度を迎えて下げ気配を色濃く引きずる異例の相場展開で、米国発の関税騒動相場に揺れている。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
2025 SMM APAC 鉛蓄電池産業会議inホーチミン:ベトナムEV政策の加速と鉛蓄電池産業の現在地
2025/12/13
アーガス日本主催金属市場セミナー 中国の輸出規制と供給網再編が焦点
2025/12/13
商船三井 中国最大手燃料サプライヤーSINOPEC、丸紅と船舶用バイオディーゼル長期供給体制構築の覚書締結
2025/12/13
FREE
2025 SMM APAC 鉛蓄電池産業会議 in ホーチミン:ブース訪問記(中華系企業)
2025/12/13
MARKET TALK 現地12月12日 全面安、米金融当局者の利下げ反対や株安で
2025/12/13
LME銅:最高値後の急反落とマクロ環境 ――12,000ドルは年内に視野か
2025/12/13
鉄の日本製鉄、エネルギーも手掛けるJFE―エコプロ2025
2025/12/12
日本製鉄:2030中長期経営計画の説明会を開催(海外事業、経営基盤強化)
2025/12/12
日本製鉄:2030中長期経営計画の説明会を開催(戦略、国内事業)
2025/12/12
2025 SMM APAC 鉛蓄電池産業会議、鉛蓄電池産業の現在・未来――詳報②
2025/12/12