2025/04/15 18:19
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国内アルミ合金とアルミスクラップ市況は先安ムード一色に染まり始めた。実需不振に米の関税発動が追い打ちをかけ、市場心理が大きく弱気に傾き始めたためだ。スクラップが15日現在、4月上旬比で軒並み1キロ20‐35円の幅で値を消しているほか、製品の国産ADC は1キロ380‐400円水準のもちあい圏内にかろうじて踏みとどまっているものの、下押し圧力は強く、「早晩380‐390円レベルに水準を切り下げていくことになる」(合金メーカー)との見方が多くなってきている。一定の需要増が見込める新年度を迎えて下げ気配を色濃く引きずる異例の相場展開で、米国発の関税騒動相場に揺れている。
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