ネオジム磁石特許切れで変貌する磁石市場 その①
2014/08/04 13:21
今年7月、ネオジム磁石の基本特許のうち米がもっていた通称651特許(正方晶特許)の有効期限が切れた。従前から指摘されているようにこの7月以降はネオジム磁石市場は自由化となり、基本的には特許に縛られることはない。しかしネオジム磁石の特許をもっている日立金属からすれば、日本だけでも181件の特許をもっており必ずどこかに抵触する。基本スタンスとしてネオジム磁石は日立金属の許可なしには製造できない、という強硬姿勢は変わらない。
関連記事
- 2024/04/19 触媒資源化協会 2023年資源化実績報告 廃触媒からの回収金額は38%減、触媒以外は7%増
- 2024/04/17 豪ライナス・レアアース、同国富豪が5.8%出資 MPとの合併再燃か、日本勢に影響も
- 2024/04/16 6/19-20 MIRU Rare earth Symposium in Tokyo with 2024 REIA Annual Conference & JOGMEC
- 2024/04/15 黒谷 E-scrap事業強化のためにSJWと資本提携、東大とも共同開発
- 2024/04/13 中国のレアアース輸入額、1-3月は37.5%減 1-2月から減少率縮小 国内需要に底打ち感
- 2024/04/12 酸化イットリウム輸入Report #37 2024年に入って輸入増加中 中国依存度も上昇中
- 2024/04/12 酸化セリウム輸入Report #59 フランスと中国から東京への輸入量減少続く
- 2024/04/12 欧州からの風:2024年4月#12 EU電池規則で設置されるバッテリーパスポート⑤:デューデリジェンス
- 2024/04/11 鉄鋼・非鉄関連会社の決算発表予日定一覧:最終版
- 2024/04/11 株式会社フジクラ:京都大学発スタートアップ「京都フュージョニアリング社」に出資