F&A金属工業 巣鉛からのブリオンづくりで市場開拓へ――鉛二次精錬の中華系ニューフェイス
2025/05/09 19:50 PRO
歴史的な文化財も目立つ、豊かな土地柄の千葉県北部の香取郡神崎町(こうざきまち)に、F&A金属工業の拠点はある。鉛バッテリースクラップ由来の巣鉛をブリオン(粗鉛)に仕上げて販売するその事業モデルで、鉛精錬業界に中華系企業として鮮烈なデビューを飾って1年。ニューフェイスながら、認知度はすでに全国区レベルである。鎮静化する気配を見せながらもなお歴史的な高原相場状態にある鉛バッテリースクラップ市況を前に、次のステージに挑む事業プランはいかに。同町の本社に福原星志社長を訪ねた。
関連記事
- 2025/08/24 非鉄製錬:足元のLME価格低迷を映してか、市況影響の少ない川下展開した会社の株価が堅調
- 2025/08/22 パネルディスカッション:鉛・リチウム電池リサイクルの全ライフサイクル追跡――GBRC 2025 SMM#8
- 2025/08/22 鉛需要動向、二次製錬技術などにフォーカス――GBRC 2025 SMM#7
- 2025/08/22 鉛地金、バッテリー・LIB、リサイクルの最新動向語られる――GBRC 2025 SMM#6
- 2025/08/22 国内半導体生産Report#183個別半導体 2025年前半販売額前年比3%増加 IGBT減速
- 2025/08/22 三井金属:FaradFlex の増産を決定、即効性より長期的な動向に注目。
- 2025/08/21 電池サプライチェーンやリサイクル技術革新に分析のメス入る――GBRC 2025 SMM#3
- 2025/08/21 弱中国経済指標でLME亜鉛軟調、国内建値3円引き下げ、472円に
- 2025/08/20 バッテリー動向・関税などのマクロ経済の視点で語られる②、日本からは棚町氏―GBRC 2025 SMM#2
- 2025/08/20 GBRC 2025 SMMバッテリーリサイクル・循環産業大会アーカイブ