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日鉄興和不動産「BIZCORE神保町Ⅱ」でLIXILの循環型低炭素アルミを採用

中規模オフィスビルに初めて※1採用され、建物のエンボディドカーボン削減に貢献

 日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪正浩)と株式会社LIXIL(本社:東京都品川区、代表取締役社長:瀬戸欣哉)は、6月11日、日鉄興和不動産が手掛ける中規模ハイグレードオフィスビル『BIZCORE神保町Ⅱ』において、LIXILのリサイクルアルミ使用比率100%の循環型低炭素アルミ「PremiAL R100」を採用したと発表した。建設時のCO₂排出量(エンボディドカーボン)の削減に貢献する「PremiAL R100」の中規模オフィスビルでの採用は初めての取り組みとなる※1。
※1 2025年3月末時点 LIXIL調べ

 


▲『BIZCORE神保町Ⅱ』完成予想パース

 

■取り組みの背景
『BIZCORE神保町Ⅱ』では、地球環境への配慮として、「BELS(建築物エネルギー性能表示制度)」のランク6★(「ZEB Ready」相当)を取得する予定。LCA(ライフサイクルアセスメント)によって建物の環境負荷を定量的に可視化することが注目されている中、同物件ではいち早く時流に適応し、建物のホールライフサイクルカーボンの削減に大きく貢献できる「PremiAL R100」を採用する運びとなった。

 

■「PremiAL R100」について
「PremiAL R100」は、EPD認証制度の一つである環境ラベルプログラム「SuMPO EPD」※2を取得している。原材料調達・輸送・製造までのCO₂排出量が2.9kgであることが認証されており、エンボディドカーボンの排出量の数値化を実現している。これは、新地金を100%使用したアルミ形材のCO₂排出量と比較すると、約80%の削減ができる※3ことを意味する。

※2 一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)が運営する環境情報開示方法の仕組みで国際規格「ISO 14025 タイプⅢ環境宣言(EPD)」に準拠。
※3 LIXIL試算による


■今後の展開について
 日鉄興和不動産は、「2030年度GHG排出量60%削減(2020年度比)、2050年度ネットゼロの目標達成」に向けて取り組んでおり、環境に配慮した不動産開発、再生可能エネルギー導入などの取組みを推進しており、建築物の環境価値向上を目指す取り組みの一つが、CO₂排出量削減に貢献する環境負荷の低い資材の導入となる。
 一方、LIXILは、環境ビジョン2050「Zero Carbon and Circular Living(CO₂ゼロと循環型の暮らし)」の実現に向けた重点領域の一つである「資源の循環利用を促進」において、2031年3月期までにハウジング事業で使用するリサイクルアルミの使用比率を100%にすることを目標に掲げている。
 両社は今後もさまざまな活動を通じ、それぞれが掲げる目標の実現に向け、環境負荷の低減や、持続的成長と社会へのインパクト(良い影響)の創出に取り組んでいく。

 

 

(IR universe rr)

 

 

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