メルセデス・ベンツ、BASFの自動車補修用塗料プレミアムブランドの契約を更新
メルセデス・ベンツ(本社:ドイツ シュトゥットガルト)は、BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)の自動車補修用塗料のプレミアムブランドである Glasurit®(グラス リット®)[1]と R-M®とのパートナーシップを更新、これにより同社はアジア太平洋地域における BASFの塗料技術への信頼を再認識したことになる。
今回の選定により、Glasurit®(グラスリット®)は、従来の対象地域であるオーストラリ ア、韓国、台湾に加え、新たに中国本土のメルセデス・ベンツの認定工場でも使用が承認された。また、マレーシアおよびタイでは、同ブランドが推奨パートナーとして位置づけられている。
日本ではR-M®とメルセデス・ベンツのパートナーシップが継続される。
BASF は最も持続可能なソリューションを提供することで、今後も継続的にメルセデ ス・ベンツをサポートする。これには、革新的な水性ベースコート「Glasurit 100 Line」[1]や、環境配慮と収益を実現するリフィニティ®が提供するコンサルティングサービス 「Bodyshop BOOST」[2]が含まれる。
BASF 東アジア地域統括本部 アジア太平洋地域 自動車補修塗料本部 副社長スー ザン・クルーゲは、次のように述べている。
「メルセデス・ベンツとの長期的なパートナーシップを強化できることを光栄に思います。これは、競争の激しいアジア太平洋 地域における私たちの強力な戦略の証です。このパートナーシップは、持続可能性と デジタルトランスフォーメーションを推進しながら、最先端のソリューションを提供する ことに重点を置いています。」
この契約更新は、BASFコーティングスがアジア太平洋地域全体のメルセデス・ベンツの卓越したサービスを約束するもの。契約対象地域に加え、香港特別行政区、インドネシア、モンゴル、シンガポールのメルセデス・ベンツとその認定 工場へのサービスを継続する。
BASF コーティングスのグローバル戦略アカウントマネージャー、マイケル・ヒルは次のように述べている。
「パートナーシップの更新は、革新性、持続可能性、卓越性と いう共通の価値観のもとに築かれた、メルセデス・ベンツと BASF のグローバル規模 での協力関係と信頼関係を反映したものです。私たちはこれからもメルセデス・ベンツ をサポートし、世界中の自動車補修ネットワークに最高水準の品質と効率を提供でき ることを誇りに思います。」
[1] 日本では非売品
[2] 日本では導入未定
(IR universe rr)
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