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会話で読み解くLME入門39# “逆トランプショック”とチリ鉱山事故により波乱含み相場

 “逆トランプショック”に揺れた銅相場。7月30日にあった銅を巡る関税発動の発表で、本命視されていた銅地金、銅スクラップが、まさかの対象外に。思惑外れでニューヨーク(NY)先物相場は高転びに転げ落ちて、1トン換算で1万2,500ドル水準から一気に1万ドルを大きく割り込む波乱の展開をみせた。NY市況の高値追いに一定の距離を置く形で推移していたLME銅相場(現物)は、それほどきつい下げにはならなかったが、それでも先週末は9,500ドル割れ寸前の水準まで調整が入った。そこに起きたのが、7月31日の地震によるチリでの地下鉱山の崩落事故。死者が出る痛ましい事故で、先行き供給不安が高まり、再び波乱を予感させる芽が膨らんできた。需給実態から少し離れたサブシナリオでの相場の動きに、われらが堂林記者も困惑気味。避暑に出かけるという師匠を引っ張り出していた。
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