日本鉄鋼協会主催 第190回秋季講演大会 北大・札幌キャンパスで開催される
一般社団法人日本鉄鋼協会は2025年9月17日(水)~19日(金)に、北海道大学、札幌キャンパスにて第190回秋季講演大会を開催する。
札幌キャンパスでの開催は8年ぶり。
鉄の技術と歴史フォーラムは、第190回秋季講演大会に併設してシンポジウム「北海道及び東北地方の鉄技術と文化」を初日の9月17日(水)に開催する。
日本鉄鋼協会 第190回秋季講演大会の日程表は下記のとおり。
上記日程表に示すように、講演大会と併設して数々のシンポジウムが開催される。
これらシンポジウムには、鉄鋼協会会員でなくとも参加できる。
下記参加方法により、ご参加ください。
【参加方法】
シンポジウムに参加するには、
シンポジウム開催当日に日本鉄鋼協会受付(高等教育推進機構 2階 E217)にて、①名刺、②名刺が無い場合は、名前の記帳、のいずれかにてシンポジウムへの参加が可能となる。
受付後、シンポジウムが開催される会場にて聴講できる。
会場へのアクセスは、以下HPにより、確認できる。
受け付まで健脚の方は、北大校内を徒歩25分くらいで到着できるが、地下鉄南北線の北18条駅から徒歩10分での来場が、お薦めである。
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/isij2025a/content/venue
同時期、さっぽろオータムフェストも開催されている。
この時期の札幌の気温は首都圏より5度程度低いと予想されている。
鉄鋼プレゼンス研究調査委員会
鉄の技術と歴史研究フォーラム講演会(シンポジウム)
「北海道及び東北地方の鉄技術と文化」 開催案内
鉄の技術と歴史研究フォーラムでは講演会(シンポジウム)『北海道及び東北地方の鉄技術と文化』を開催いたします。北海道におけるシンポジウムは、2017年に北海道大学 札幌キャンパスで開催されてから8年ぶり、今回で4回目となる。
今回のシンポジウムでは北海道、青森および岩手における鉄関連産業の技術と文化及び伝統技術に関する6件のご講演に加え、
アムスラー試験機についてのご講演をスイスのヴァーナー氏にお願いした。
アムスラー試験機は創立安政元年(1854年)から昭和11年(1936年)に約200台が日本に導入されており、北大林学科では1914年(大正3年)に150トンの材料試験機を導入しており、100年以上使用され続けている。
当日は、北海道大学木材工学研究室の高梨助教により、この北大のアムスラー試験機についての講演とともに、装置見学も実施される。
アムスラー万能試験機についてご興味がありましたら、是非、ご聴講ください。
開催案内は下記にてご確認ください。
鉄鋼プレゼンス研究調査委員会 鉄の技術と歴史研究フォーラム講演会(シンポジウム)開催案内 - ISIJ
また、北海道の江差町の海底には、開陽丸の船体が保存されており、開陽丸を歴史学と考古学の観点から、更には、昭和期に発掘調査で引き揚げられた鉄製遺物についても紹介及び調査結果についても報告される。
(IRUNIVERSE tetsukoFY)
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