1日、非鉄製錬各社から発表された2月スタート建値は、キロ当たり銅建値30円引下げの1,160円、亜鉛は3円引き上げの469円、鉛建値は12円引き下げ318円。これまでの平均値はいずれもスタート建値に一致。
日本伸銅真鍮削粉が2月1回目の改定で17円値下げ843円でスタート。
LME銅相場は、ロシア・ウクライナ情勢の緊張からアルミ相場高に連れて26日にかけて反騰し3М物で99165.ドルで引けたが、月末間際では米金利引き上げ加速観測と月末の手じまい玉整理から売り優勢となった。末日31日の3М物終値は3日続落9,506.0ドル。一方LME亜鉛相場は、ウクライナ情勢に伴う電力供給不安やLME在庫の着実な減少が下支えしている構図。鉛は現地21日に2,371ドルを付けた以降一貫して続落、31日には2,244.5ドルまで落ち込んだ。
為替は1月確定時1月31日TTS116.44円に対し、足下116.16円で28銭の円高。
LME銅相場 3ヶ月

LME亜鉛相場 3ヶ月

LME鉛相場 3カ月

ドル円為替相場 3ヶ月


(IRUNIVERSE S.Aoyama)