1日、非鉄製錬各社から発表された3月スタート建値は、キロ当たり銅建値10円引下げの1,190円、亜鉛は9円引き上げの478円、鉛建値は9円引き上げ336円。これまでの平均値はいずれもスタート建値に一致。
日本伸銅真鍮削粉が3月1回目の改定で2円値下げ865円でスタート。
LME銅相場は前回値下げ改定時(2月21日)以降、ロシア供給ひっ迫懸念から騰勢にあるアルミ、ニッケルに連れながらも、利益確定の売りも入って若干軟調となった。LME亜鉛相場は上伸。ウクライナ情勢は益々激化、電力価格高騰から既に欧州で減産が実施されている亜鉛も、アルミ等と共にあらためて供給不安が意識されている。LME鉛も亜鉛と同様電力価格高騰を背景に月末3日続伸した。
為替は2月確定時2月24日TTS115.95円に対し、足下116.28円で33銭の円安。
LME銅相場 3ヶ月

LME亜鉛相場 3ヶ月

LME鉛相場 3カ月

ドル円為替相場 3ヶ月


(IRUNIVERSE S.Aoyama)