2022/11/04 18:50
11月6日から18日までの日程で、国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)がエジプトのシャルムエルシェイクで始まる。気温上昇を産業革命以前に比べて1.5℃以内に抑える「緩和策」の強化と、熱波、干ばつ、集中豪雨、海面上昇など顕在化しつつある気候変動による悪影響を最小限に抑える「適応策」の目標設定などで進展を期すダブルシナリオにより会議は進行することになりそうだ。資金負担などを巡る先進国と途上国の対立の火種を抑え込みながら、どこまで具体策を積み上げられるのか、間もなく舞台の幕が開く。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。