2023/07/25 09:34
CO2削減の切り札といわれている話題のSiCであるが、2021年度で販売高ベースで世界シェアの40%のSiCパワーデバイスで圧倒的優位な立場にいるのが、フランス、イタリア合弁のSTMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)である。同社の躍進のきっかけは、2017年に出荷を開始した米Tesla(テスラ)の電気自動車(EV)「Model 3」の駆動モーター用インバーターに同社製のSiCパワーデバイスが搭載されたことだ(Fig1)。Model 3および内部構造がほぼ同じの兄弟車「Model Y」は、2022年第2四半期までに累計230万台以上を出荷するヒットとなっている。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
2025年7月 SUSスクラップ輸出入統計分析 輸出累計は依然前年割れ 単価は円安急進で小反発
2025/09/17
アジア・ミネラルズ、ガボン政府とマンガン事業で合意 29年に40万トン規模を生産へ
2025/09/17
バッテリーはEVよりもESSの時代
2025/09/17
FREE
ロシアで相次ぐ企業家の不審死 チタン大手AVISMAの会長も・・・
2025/09/17
PRO
AGC、国内建築用ガラス関連製品の価格を改定、15〜20%上げ、12月から
2025/09/17
FREE
脱炭素の部屋#236 COP30に向けた世界の歩みと日本の課題
2025/09/17
2025年7月 鉄スクラップ輸出統計分析 累計でその他は大幅前年割れやや縮小、ヘビー屑は大幅前年超え継続
2025/09/17
アルミ市場は依然として高い不確実性の中に――丸紅2025年バルセロナレポート
2025/09/17
台湾のDRAMメーカー、DDR4供給逼迫の中、第4四半期の契約価格20~50%引き上げを検討中との報道
2025/09/17
昭光通商 漁網やロープ、原糸の製造工程で発生する端材をリサイクル
2025/09/17
FREE