2023/08/09 09:34
文字サイズ
23/12期2Q決算を8月8日に発表された。2Qまでは半導体ウェーハの在庫調整の影響を資材価格や電力コストの上昇が会社計画を下回り、円安による増益要因もあり営業減益幅は想定からは縮小した。会社は3Qまでの計画を公表したが、半導体の減産によるウェーハ需要の減速に一部スポット市況が軟化する中で、新規製造ラインの立ち上げによる固定費負担増から営業利益は一段と低下する計画となる。需要の回復時期はロジック向けが24年半ば、メモリーが24年末との見方に下方修正された。減価償却負担が24年後半にピークを迎えることから、来24/12期の収益も厳しい状況となりそうだ。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
MARKET TALK 現地11月7日 Sn除いて小幅高、米政府一部閉鎖解除観測が浮上で
2025/11/08
第6回 Circular Economy Symposium 講演者紹介:PwCアドバイザリー合同会社 森隼人氏&末廣多恵子氏
2025/11/08
FREE
東海カーボン:25/12期3Qの決算説明会開催、見かけ上ボトムを付けたように見えるが・・・
2025/11/07
古河機械金属:26/3期2Q決算発表。業績見通しを上方修正
2025/11/07
阪和興業・中川社長、「外部環境が悪い中、営業利益はそこそこの数値」―26年3月期中間期決算
2025/11/07
IEA、コストと政策変更の影響で洋上風力発電の見通しを引き下げ
2025/11/07
元鉄鋼マンのつぶやき#141 プロの経営者?
2025/11/07
黒崎播磨:26/3期2Q決算発表。業績見通しを据え置いた
2025/11/07
レアアース市場近況2025#21 ほぼ横ばい、中国輸出規制は米中で意見食い違う
2025/11/07
南鳥島沖のレアアース採掘、米国と共同で 国会答弁で首相発言、1月から試験採掘
2025/11/07