
京都の株式会社伊藤商店https://www.iron-ito.co.jp/(本社:京都市南区 伊藤博永社長)は、伊藤社長のユニフォームに「鐵人」と縫われていることから、かなり鉄スクラップに力を入れているかと思いきや、これからは非鉄、特に銅に力を入れていくという。

京都市南区と向日市に工場があり、舞鶴港でもステンレススクラップをはじめ輸出用の置き場として使用している。
この舞鶴港は国際貿易港として発展しており、伊藤商店もこの舞鶴港を活用していく考えである。現在はコンテナローダーを設置している。今後は銅スクラップの輸出にも力を入れていく方針。
伊藤商店は1952年(昭和27年)創業で今年は71年目。関西では広く知られた存在だ。
社員は37名。直近の売上足高は42億〜43億円で推移。
年間の取扱量は鉄スクラップが3万トン、ステンレススクラップが年間6千トン。ステンレスは主に中国向けの輸出がメイン。
伊藤商店は京都市下京区に別途「貿易部」のオフィスがあり、ここで新たな輸出先の開拓と実務の対応を行っているという。
伊藤社長によると
「実際に輸出先の現場、会社も見て契約を決めています」とのことで、中国、インドの売り先の現場も実際に出向いているとのこと。
伊藤社長は現在67歳。ご子息も会社に入っているとのことだが、まだまだエネルギーに満ちており、日々時間が足りないという日常を走り回っている。
(IRUNIVERSE YT)