~大分市や近隣企業と連携、CO2 の化学品へのリサイクルを検討~
株式会社レゾナック(社長:髙橋秀仁)は、4月25日、日本の石油化学コンビナートの一つである「大分コンビナート」におけるカーボンリサイクル事業の実現可能性調査に参画すると発表した。同社は化学メーカーとしての知見や技術を 生かし、CO2 を原料とした化学品製造の観点から CO2 排出量削減に貢献すべく検討を開始した。
この実現可能性調査は、「大分コンビナートにおける産業間連携によるカーボンリサイクル事業の実現可能性調査 」として、2024 年 3 月 11 日に NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発 機構)により採択されたもの。同社は、大分市や近隣企業と産業間で連携して CO2 排出量の削減を目指す同調査に参画し、主にカーボンリサイクル製品や製造技術の選定を実施する。「大規模産業集積型」であるコンビナー トの特性をふまえた可能性を検討。大分コンビナートは、九州唯一の石油化学コンビナートで、製鉄・発電・ 石油精製・化学メーカーなどが存在し、カーボンニュートラルと持続可能な成長を継続するためにその特徴を生かした 連携がはかられている。
(IR universe rr)