神奈川県は、令和6年6月9日、同日に谷ケ原太陽光発電所(相模原市緑区谷ヶ原 1 丁目 867-2 谷ヶ原配水池内)において、電気ケーブルの盗難が発生したと発表した。
同発電所は、水道事業用地である谷ヶ原配水池の上部を利用した最大出力1,000kWの神奈川県営としては2箇所目のメガソーラーになる。被害は電気ケーブル約 2,700mの持ち去り、フェンスの破損。被害想定額は約 3,000 万円にのぼるという(復旧工事費含む)。
令和 6 年 6 月 9 日(日曜日)午前9時頃、巡視中の警備会社より異常の報告を受け、現場に急行した相模原水道営業所職員が、谷ケ原配水池のフェンスが壊されていることを発見し、谷ケ原配水池内に設置している太陽光発電所の電気ケーブルが抜き取られている様子を確認し、津久井警察署へ通報した。その後、警察による現場検証の上、被害届を提出。
なお、前日の 19 時(日没)まで発電・送電していたことが確認されている。同発電所では、令和4年10 月に別の箇所からの侵入による電気ケーブルの盗難事件が発生したため、その後、人感センサー付き防犯カメラを設置するとともに、今年度中には 機械警備を導入する予定であった。現在太陽光発電は停止中だという。
(IR universe rr)