阪和は1日、工作機械などの設計‧製造・販売や貿易業務を行うシンクスの株式譲受けに関し、独占禁止法に定める手続きを経て、投資ファンドのマーキュリアインベストメントが管理・運営するマーキュリア日本産業成長支援投資事業有限責任組合が保有する全株式の譲受けを完了したと発表した。 阪和は2月に、シンクスの株式100%を譲り受ける株式譲渡契約を締結したと発表していた。
シンクスは、1964年に静岡県で創業し、木工加工機、鉄鋼加工機の製造を行い、高品質・高機能の特徴ある機械を数多くラインナップしていた。
阪和は「シンクスのグループ会社化により、当社ネットワークを通じたシンクス製機械の国内外での更なる拡販やユーザーニーズの把握による開発支援が見込まれる上、保守・メンテナンス分野の充実などにより、当社産業機械部門の更なる成長を目指してまいる。」と述べている。
(IRuniverse G・Mochizuki)
 
     
             
             
             
            