欧州および日本のステンレスメーカーと南アのフェロクロムサプライヤーとの24年4Q(10-12月期)の高炭素フェロクロム長契価格は前期比6セント下げの154セント(日本向け)に決まった。国内大手ステンレスメーカーのヒアリングによる。
世界的にステンレスの実需も伸び悩んでいるなか、フェロクロムも中国要因で供給過剰。値下がり傾向が続いているため、先々も下落が続くとみられる。
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(高炭素フェロクロム価格推移 セント/ポンド)

(IRUNIVERSE)