千葉県を皮切りに、関東圏、全国へと順次取り扱い拡大へ
シナネンホールディングスの子会社で、エネルギーソリューションを提供するシナネンは、11月11日、脱炭素社会の実現に寄与する新規事業の取り組みとして、バイオディーゼル燃料「B5軽油」の取扱いを開始したと発表した。B5軽油は、通常の軽油と比較してCO2排出量を約5%削減することができる。
廃食油:揚げものなどの料理に用いられた食用油を回収
精製:廃食油の不純物を取り除き純物質(バイオディーゼル燃料)にする
混合:精製を終えたバイオディーゼル燃料と軽油を混ぜる
■B5軽油について
B5軽油とは、軽油に5質量%以下のバイオディーゼルを混和した燃料。「揮発油等の品質の確保等に関する法律(品確法)」で規定されている規格を満たしており、軽油と同様に使用することができる。B5軽油は、通常の軽油と比較してCO2排出量を約5%削減することができる。これは、B5軽油に含まれるバイオディーゼル成分が植物由来であり、燃焼時に追加のCO2を排出しないため。
■今後の展開
千葉県の「オイルスクエア富里」を皮切りに、関東圏でシナネンが運営する「オイルスクエア」と「灯油センター」へ順次、取り扱いを拡大し、全国への展開を検討していくという。
■取り扱い概要
店舗名:オイルスクエア富里
所在地:千葉県富里市美沢8-1
取り扱い油種:灯油、軽油、LSA重油、「B5軽油」
(IR universe rr)