2025/01/24 17:37
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25年のリチウム市況のスタートは年明け早々のタイミングで底値を確認する形になり、上値を試す展開をみせている。主要指標の炭酸リチウム(99.5%、China)で24日現在、直近の安値に比べ1,500元高の1トン7万6,500元(仲値)の水準にある。主力主向け先のEV(電気自動車)などを対象にした買替補助金制度の1年延長が決まり、これに28日からの春節休暇を前にした在庫手当ての動きが重なり、市場心理が売り手優位に傾いた。ただ、川下中心に在庫余剰感もなお残っており、2月5日の春節明け以降も買い意欲が持続するのか、それが当面の市況動向を占うポイントになってきた。
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