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三菱マテリアル、タングステン製品を最大3倍以上の値上げへ――6月1日の受注分から

2026/04/29 00:15 FREE
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三菱マテリアル、タングステン製品を最大3倍以上の値上げへ――6月1日の受注分から

 三菱マテリアルは28日、タングステン製品を最大で3倍以上の値上げをすると発表した。価格改定の実施は6月1日の受注分からで、状況により受注制限をする可能性もあるという。タングステンの生産は、中国が約8割を占めており、足元、同国の輸出制限で需給が逼迫している状況だ。

 

 値上げ対象は、標準品・特殊品。同社発表の改定比率、その詳細については以下の通り。

 

標準品 価格改定率: 

〇インサート、超硬ドリル、超硬エンドミル、部品等:      +20%以上

〇超硬素材(ロー付けバイト用など):              +300%以上

〇上記以外の製品:                 別途問合せ

 

特殊品:

別途アイテムリストを提出させて頂く。

また、今後は都度見積り対応とさせて頂く。

 

 同社は、「超硬合金の主原料であるタングステンなど原材料費の高騰、調達製品の値上げにより、自助努力だけで解決することが難しく、製品の安定供給とサービスの維持を図るために、価格改定を実施することとした」と述べている。

 

 ベンチマークとなるタングステンAPTは29日現在、直近の高値である$3300/MTUから100ドル安の$3200で推移しているが、依然、歴史的な高値圏にある。

 

タングステンAPT(EU Freemarket)相場

 

関連記事:タングステン市場近況2026#4 変調、APT高値は小幅安 中国鉱石価格も値下がり

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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