2025/04/22 16:05
トランプ大統領の関税政策に非鉄スクラップ市場が縮みあがっている。高値掴みの在庫を抱えて売るに売れない問屋筋が様子見で市場から姿を消し、時に響くのは買い手である銅メーカーの安値玉探しのこだまだけ。米の相互関税発動をきっかけに、それがいま国際規模で進行中だ。5月の連休も控え、「商い再開に期待が持てるのは6月か。それまではティータイム」と、国内市場関係者からは焼け気味の声も漏れる。ただ、追い打ちをかけるわけではないが、7月には90日の相互関税の上乗せ分の猶予期間明けも迫り、通商拡大法232条の調査が実施されている銅には新たな関税賦課のリスクも大きく膨らんでいる。どうするニッポン。その最前線の息遣いを追ってみた。
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