パナソニック エコテクノロジーセンター株式会社(以下、PETEC)は、6月20日、2001年の操業開始以来リサイクルした廃家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)が、2025年5月に累計2,000万台を達成したと発表した。家電リサイクルにおいて、製造業者はA・Bの2グループに分かれており、2,000万台達成は、Aグループでは初となる。
パナソニックグループは「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向け、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を制定、自社バリューチェーンでのCO2排出量削減に加え、社会におけるCO2削減貢献量の拡大と、循環経済の実現に向けた事業活動に取り組んでいる。
PETECは家電製品をリサイクルすることで新しい商品につなげていく、「商品から商品へ」をコンセプトにしている。人による丁寧な手作業と効率よいテクノロジーを融合させることで、廃家電から高い精度で金属や樹脂などを回収し、製品から回収された資源を同等の製品で再利用する水平リサイクルを実現している。
またPETECは、オープンでクリーンな「魅せる工場」づくりを進めており、国内外から年間約1万人の見学者を受け入れ家電リサイクルの重要性を伝えているほか、2019年にはパナソニックグループ国内初のCO2排出ゼロ工場に認定された。
(IR universe rr)