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三井物産と伊藤忠、BHPから豪鉄鉱石鉱床の一部権益を取得 既存投資を補完

2025/09/12 10:20
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三井物産と伊藤忠、BHPから豪鉄鉱石鉱床の一部権益を取得 既存投資を補完

 三井物産と伊藤忠商事は9月9日、それぞれのホームページ上で「オーストラリア資源大手BHPから、西オーストラリア(WA)州の鉄鉱石鉱山であるミニスターズ・ノース鉄鉱床の一部権益を取得する」と発表した。取得後の権益比率は伊藤忠8%、三井物産7%、BHP85%。

 

プレスリリース:豪州ミニスターズ・ノース鉄鉱床の新規持分取得 | 2025年 | リリース | 三井物産株式会社

プレスリリース:西豪州ミニスターズ・ノース鉄鉱床の新規権益取得について|プレスリリース|伊藤忠商事株式会社

 

 各社は鉱床開発に関連し、今後発生する開発費用を持分権益比率に応じて負担する。2026年6月までの最終投資決定を目指す。

 三井物産と伊藤忠はそれぞれ1960年代から豪州での鉄鉱石事業を展開し、BHPを含めた3社でも鉱山運営に携わってきた。今回の権益取得はその流れの一環で、現在3社で運営するヤンディ鉄鉱石鉱山の生産量低減を補う意味があるとしている。ミニスターズ・ノース鉱床はヤンディ鉱山に近接し、物流インフラなどが共有できる見込みだ。

 

鉱山位置図

(出所:両社発表資料)

 

 

(IR Universe Kure)

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