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中部鋼鈑:26/3期2Q決算発表し、通期見通しを大幅下方修正

2025/10/30 15:31
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中部鋼鈑:26/3期2Q決算発表し、通期見通しを大幅下方修正

 10月30日15時、中部鋼鈑は26/3期2Qの決算を発表し、通期見通しを大幅下方修正した。詳細は説明会後に報告予定。

 

<2Q実績>

〇環境

 国内鉄鋼需要は、全体として低調に推移。同社の主需要先である産業機械・建設機械向けは海外需要の低迷などから回復には至らず、建築・土木向けは人手不足や資材コスト上昇による工期の遅れや計画見直しの動きが継続し需要は低迷。

 

〇実績

 昨年度の溶鋼漏れ事故から稼働再開した新電気炉の安定操業と生産性の改善、積極的な営業活動による受注の取り戻しに努めたものの、鉄鋼市況の冷え込みにより販売数量・販売価格は前年同期比でマイナスとなり、売上高・利益ともに大きく減少した。

 

 売上高は232億円と前年同期比72億円の減収、経常利益は6.5億円と同28.9億円の減益、当期利益は4.4億円と同20.6億円の減益となった。

 

●会社計画を下回った理由は以下の通り

 鉄鋼需要が低調に推移する中、前期の事故に伴う一時受注停止からの回復が遅れ、販売数量が計画を下回ったこと、及び鉄スクラップ価格が計画を上回る一方で販売価格が下落し、メタルスプレッドが縮小したことにより、売上・利益ともに当初の想定を下回った。

 

<主要セグメント>

〇鉄鋼関連事業

 鉄鋼需要の低迷と前連結会計年度の事故による一時受注停止の影響から、主要製品である厚板の販売価格・販売数量はともに前年同期を下回った。また、販売価格の下落が鉄スクラップ価格の下落を上回ったことによりメタルスプレッドは縮小し、製造コストの増加も収益を圧迫した。その結果、売上高は219億円と同72億円の減収、セグメント利益(営業利益)は4.0億円と同30.1億円の減益となった。

 

<通期見通し>

 主力セグメントである鉄鋼関連事業において、主原料である鉄スクラップ価格が上昇基調にあり、当初予想を上回る見込み。一方、主要製品である厚板の需要回復は遅れており、積極的な販売活動により受注回復に努めるが、販売数量は当初予想を下回る見込み。また販売価格についても、市況の低迷により当初予想を下回る見込み。

 

図表1、26/3期業績見通し(百万円)

注意:今上期は実績値

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<関連>

図表2、四半期別業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

 

(IRuniverse 井上 康)

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