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豪Locksley Resources社 米国輸出入銀行より2億ドル近くの支援表明書受領 アンチモンとレアアース

2025/11/04 11:42
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豪Locksley Resources社 米国輸出入銀行より2億ドル近くの支援表明書受領 アンチモンとレアアース

米国で資源プロジェクトの開発を行う豪Locksley Resources社は、11月3日、同社が米国カリフォルニア州で開発中のMojaveプロジェクトに対し、米政府系機関である米国輸出入銀行(EXIM)より最大1億9100万米ドルの融資支援の可能性を示す意向表明書(LOI)を受領したことを発表した。潜在的な融資額は最大1億9100万米ドル、返済期間は10年。ただし、これは拘束力のない意向表明であり、最終的な確約や融資契約を構成するものではない。

 

同社のMojaveプロジェクトはレアアースとアンチモンを扱う事業で、希土類元素プロジェクトであるEl Campo鉱区に加え、1937年以降操業が停止されている歴史的なアンチモン砂漠鉱山を含む。同社は同プロジェクトを通じて“完全なる米国製アンチモンおよび希土類元素(REE)の供給網”の構築を目指している。

 

なお、このアンチモン鉱山は、米国でこれまでに確認されているアンチモン鉱床のなかで最高品位の一つであるといい、同プロジェクトから調達した原料を全て米国国内で処理することで100パーセントアメリカ製のアンチモンインゴットの鋳造に成功したことが最近発表されていた。

 

同社によれば、今回のEXIM の支援(可能性)は、ライス大学との戦略的提携とも相まって、同プロジェクトを探査段階からさらに前進させ、米国向けの川下調整済みサプライチェーンの開発へと進む明確な道筋を示すものであるという。同時に、米国政府からの広範な資金調達経路における基盤となる第一歩であり、国防生産法第3章および国防省(DOW)プログラムへのアクセスを可能にするものでもあるとも述べられている。

 

具体的には、同社の今後の計画として、以下がリストアップされている。EXIMへの正式申請への準備、デューデリジェンス及び引受プロセスの開始、米国政府・機関からの追加支援の確保、11月中旬にワシントンD.C.で開催される主要会合にて米国内での自社の“鉱山から市場へ”のパートナーシップに関する協議を推進すること、鉱山開発と下流加工プロセスに向けた準備作業、商業パイロットスケール生産の推進と同プロジェクトからの初となる金属生産に向けた加速。

 

同社のCEO、Kerrie Matthews氏は、「EXIMの今回の関与は、Locksley社の米国戦略および、我々が政府や産業パートナーとの間で築いてきた勢いに対する強力な支持を示すものです」、「100パーセント米国製のアンチモンインゴットの生産開始と共に、我々はLocksley社が次世代の米国重要鉱物サプライチェーンの構築能力を有することを実証していきます」と力強くコメントしている。

 

 

 

(IRUNIVERSE A.C.)

 

 

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