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新日本電工:25/12期3Q決算を発表。業績見通しを据え置く/LiB正極材一部受託を終了

2025/11/06 14:56
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新日本電工:25/12期3Q決算を発表。業績見通しを据え置く/LiB正極材一部受託を終了

 11月6日13時、新日本電工は25/12期3Q決算を発表し、業績見通しを据え置いた。3Q決算なので説明会及び説明資料は無い。なお、決算と同時に、同社はLiB正極材の製造受託契約の一部終了すると発表した。

 

<LiB製造受託契約の一部終了について>

〇経緯

 同社は住友金属鉱山との間で締結しているLiB電池正極材の製造受託契約の一部・・・NAC(ニッケル酸リチウム)・・・について、当初の予定を早め、26年3月末をもって終了する。住友金属鉱山のLiB生産品種転換のため。

 

〇業績影響

 契約終了後に利用見込みのない受託品製造設備について耐用年数を残存使用見込期間まで短縮する。これにより、今3Qの売上総利益、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益がそれぞれ 0.6億円減少。なお、通期業績に与える影響は軽微であると見込むが、詳細については現在精査中。

 

<25/12期3Q>

〇3Q実績

 売上高は前年同期比2.5%増の576億円。経常利益は同43.9%減の13.6億円となった。なお、在庫影響や一過性要因を除いた実力ベースの経常利益は14億円(前年同期24億円)。

 

図表1、25/12期3Q実績(百万円、%)

注意:進捗率は通期見通しに対するもの。

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

〇セグメント状況

 合金鉄事業において昨年高騰したマンガン鉱石市況の下落に伴う在庫影響等により、前年同期比11億円減益の14億円。在庫影響等一過性要因を除いた実力ベース経常利益は、合金鉄事業が計画定修による減産、コスト上昇等により前年同期比減益となったものの、機能材料事業における顧客の在庫調整解消による販売数量増加や焼却灰資源化事業における貴金属市況上昇等による増益により前年同期並みの32億円。

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<25/12期見通し>

 通期見通しは引き続き同様の傾向が続く見通しのため前期並みの業績見通しを据え置く。

 

図表2、25/12期業績見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<参考>

図表3、四半期業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

図表4、四半期別の主要製品市況の推移(ドル/トン、ドル/Mn%)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

 

(IRuniverse 井上 康)

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