11月7日14時、フジクラは26/3期2Q決算を発表し、業績見通しを再上方修正した。説明会後に改めて報告する予定。
<26/3期2Q実績>
〇実績
売上高は5,590億円(前年同期比24.9%増)、営業利益は902億円(同63.5%増)、経常利益は917億円(同75.7%増)、当期利益671億円(同133.7%増)となった。
<主要セグメント>
〇情報通信事業部門
生成AIの普及・拡大を背景としたデータセンタ向けの需要が引き続き伸長したことにより、売上高は同63.4%増の3,035億円、営業利益は同117.5%増の738億円となった。
〇エレクトロニクス事業部門
引き続き黒字基調であるものの、受注プログラムが端境期を迎える影響で納入数量が減少し、材料費の高騰もあり、売上高は同6.2%減の862億円、営業利益は同38.0%減の23億円となった。
〇自動車事業部門
鉛鉱石の取扱数量が増加したことなどが収益を押し上げた。一方、アルミや銅の採算が悪化したことなどが利益を押し下げた。これらの結果、売上高は16.7%増の1,274億円、セグメント利益は同83.4%減の2億円となった。
〇エネルギー事業部門
高採算製品の出荷増加や売価改善により、売上高は同2.2%増の732億円、営業利益は同52.0%増の75億円となった。
〇不動産事業部門
同社旧深川工場跡地再開発事業である「深川ギャザリア」の賃貸収入等により、売上高は同2.8%増の56億円、営業利益は同3.9%減の25億円となった。
<26/3期見通し>
情報通信事業部門における、生成AIの普及・拡大を背景としたデータセンタ向け需要の伸長により、26/3期予想を上方修正する。上期実績が好調であったことに加え、下期についても前回発表予想を大幅に上回る見込み。
図表1、26/3期の上期実績と通期見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成
図表2、主要セグメントの上期実績と通期見通し(百万)

出所:会社発表資料よりIRU作成
<参考>
図表3、四半期別の業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
図表4、情報通信セグメントの売上比率と利益率の推移(%)

出所:会社発表資料よりIRU作成
※生成AIやデータセンタの拡大の恩恵を享受し成長している情報通信は同社の売上高に対する比率は過半数を超えており、その利益率が向上していることから同社の業績を牽引していることが伺える。
(IRuniverse 井上 康)