2025/11/10 10:22
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1. 深海に眠る「国家再生の鍵」
南鳥島沖の海底6,000メートルには、世界最大級のレアアース泥が眠っている。推定価値500兆円――それは、単なる資源価値にとどまらず、日本の国家構造を転換させ得る潜在力である。
10年前、この構想は夢物語とされていた。深海6,000メートルの採掘技術は未成熟で、経済的採算性も疑問視されていた。だが、2025年の今、その「夢」は現実の地平に立っている。日米の共同研究・開発によって、深海掘削・輸送・精錬の各段階で画期的な進展があった。特に、米国の深海ロボティクスと日本の海洋掘削技術が融合したことで、実用化は射程圏に入った。
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