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元鉄鋼マンのつぶやき#142 小倉からのエクソダスとその55年後

2025/11/10 11:23
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昭和30年代から40年代の頃です。住友金属小倉製鉄所(当時)の幹部はある種の行き詰りを感じていました。もともと八幡製鉄に寄生するような形で、浅野財閥などが趣味で始めた小倉製鋼でしたが、高炉一貫製鉄所とするには、敷地があまりに狭く、高炉はあってもコークス工場は無く、また紫川の河口の岸壁は水深が浅くて、大型の鉱石運搬船が接岸するのは難しかったのです。高炉自体も小型で生産性は低かったのです。
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