11月11日15時半、品川リフラクトリーズは26/3期2Qの決算を発表し、業績見通しを修正し。同社は後日決算説明会を開催予定だが、決算補足資料(説明会資料)を作成している。説明会後に改めて報告する。
<26/3期2Q実績>
〇実績
国内粗鋼生産量は前年同期比4.2%減少し、4,008万トンとなった。売上高818億円(同20.0%増)、各段階利益は、EBITDA101億円(同24.2%増)、営業利益61億円(同2.5%減)、経常利益69億円(同3.7%増)、当期益は前年同期に土地売却に伴う固定資産売却益7億円を計上したことに対して今期には大きな固定資産売却益がないことから43億円(同11.6%減)となった。
<セグメント>
〇耐火物セグメント
国内粗鋼生産量の減少に加えて、海外においてもユーザーの活動水準の低位継続と競合環境の激化により耐火物販売数量が減少したが、24年10月より新たに同社グループに加わったオランダのGouda Refractories Group B.V.(Gouda社)の業績が寄与したこと等により、売上高は529億円(同16.7%増)。セグメント利益は、のれん他償却額の増加があったものの、Gouda社の業績が寄与したことに加えて、価格設定の適正化、販売構成の改善、コストダウン等を進めたことにより、45億円(同26.7%増)となった。
〇断熱材セグメント
国内外において受注案件の拡大に取り組んだものの、国内需要の低迷による断熱材販売数量の減少や、欧州及び中国市場の需要減速に伴う海外グループ会社の業績悪化等により、売上高は86億円(同6.8%減)、セグメント利益は11億円(同27.6%減)となった。
〇先端機材セグメント
ファインセラミックス製品の拡販を推進したものの、半導体製造装置関連製品において需要の増加が未だ本格化していないことに加えてユーザーの在庫調整の影響で販売数量が減少し、売上高は19億円(同9.8%減)、セグメント損失は▲0.9億円(前年同期はセグメント利益1.2億億円となった。
〇エンジニアリングセグメント
25年5月より新たに同社グループに加わったブラジルのReframax Engenharia Ltda.(Reframax社)の業績が7-9月期より寄与したことにより、売上高は184億円(同57.5%増)。一方で、Reframax社の買収に伴う一過性の関連費用4億円の計上等により、セグメント利益は2億円(同70.6%減)となった。
<26/3期見通し>
固定資産売却益の計上見込みとなったこと、為替差益の増加が見込めることなどから経常利益以下を上方修正した。なお、資産売却による収入は有利子負債の圧縮に充当する予定であるため、年間配当予想 90 円 00 銭については変更ない。
図表1、26/3期の上期実績と通期見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成
<参考>
図表2、四半期別業績推移(百万円)

出所:会社発表資料よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)