株式会社レゾナック（代表取締役社長 CEO：髙橋秀仁）は、11月11日、2026年1月1日より、グループ会社である株式会社レゾナック・テクノサービス（取締役社長：矢吹 孝朗、以下、RTS）で販売している高速液体クロマトグラフィー（HPLC）用分離材製品「Gelpack」ブランドを同社「Shodex」ブランド*1に統合すると発表した。併せて、RTSの営業および開発組織を当社に統合し、より統一された製品戦略のもと、分離材事業のさらなる強化を目指す。
同社グループは、1965年に高分子合成技術を基に分子量測定と分離技術の研究をスタートして以来、50年近くにわたり、多彩なカラムの開発に取り組んできた。日本をはじめとする世界各国に販売拠点を展開し、幅広い分析ニーズに革新的なソリューションを提供している。同社では「Shodex」ブランドとして、HPLCカラムをはじめとした分離材関連の製品展開を進める一方、旧日立化成グループが母体であるRTSは「Gelpack」ブランドとして、同様の分離材関連製品を開発・製造・販売してきた。
今回、2026年1月にRTSの持つ「Gelpack」ブランド製品を含む、分離材関連全製品の販売権および開発機能を、同社に移譲することとし、これにより、分離材関連製品の開発・販売体制を一元化し、より効率的かつ戦略的な事業運営が可能となる。なお、「Gelpack」ブランドの一部製品については、今後も「Shodex」ブランドのサブブランドとして継続して展開する予定。
1*：「Shodex」は、当社が販売する分離材関連製品のブランド。HPLC用のポリマーベースカラムを主要な製品としており、高い耐久性、最小限の溶出物、幅広いpH適応性、および多彩なポートフォリオを有している。これらの特長を生かした食品分析、医薬品分析、水質分析、土壌汚染物質の追跡、およびその他の環境モニタリングに関連する重要なアプリケーションを提供することで、変化する顧客の分析ニーズに応えている。
（IR universe rr）
