中国政府が国内のレアアース磁石企業3社に向け、輸出認可を与えた模様だ。ロイター通信が12月3日に伝えた。輸出認可は10月30日の米中首脳会談後で初めてとなる。
報道によると、認可が下りたのは江西金力永磁科技(JLマグレアアース)、寧波韻昇、北京中科三環高技術の3社。いずれもレアアース磁石大手で、JLマグレアアースは千葉市に日本支社がある。中国政府はこれら3社に対し、一定期間にわたり1人以上の買い手に複数回出荷することを認める。
中国は2023年から磁石を含むレアアースに対し輸出規制をかけてきたが、2025年は10月9日に輸出規制を強化し、リサイクル技術を含むほぼすべての輸出品に対し申請と認可を義務付けるとしていた。その後は米中会談を経て、10月9日の規制強化については実施を1年間延期した経緯がある。今回の措置に伴い、3社は製品すべてに対する申請義務を免れる資格を得たことになる。
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(IR Universe Kure)