12月12日13時半、経済産業省は25年10月分の生産動態統計を発表。窯業・土石(建材)製品月表による耐火物の価格動向や原単位などを算出してみた。
●定形レンガの平均価格は前年同月比5.0%上昇し37.5万円/トンと、19ヵ月連続で反発。前月比では8.0%下落(3ヵ月ぶり)。
●不定形レンガは同7.8%上昇し17.5万円/トンと、49ヵ月連続で反発。前月比でも1.2%上昇(2ヵ月連続)。
定型・不定形の価格は提携が下落し、不定形が上昇(図表1)。
なお、定型レンガ及び不定形レンガの販売数量は図表2、3のとおり。ともに伸び悩んでいる。
図表1、耐火物レンガの価格推移(万円/トン)
出所:経済産業省生産動態統計よりIRU作成
図表2、定型レンガの販売数量と伸び率推移(千トン、%)
出所:経済産業省生産動態統計よりIRU作成
図表3、不定形レンガの販売数量と伸び率推移(千トン、%)
出所:経済産業省生産動態統計よりIRU作成
粗鋼生産との関連性は以下の通り。また、粗鋼生産量1トンに対する各耐火物レンガの消費量(原単位)の状況は図表5のとおり。定型レンガ・不定形レンガの月別原単位は、多少の変動はあるが、おおむね安定している。
図表4、粗鋼生産量と各販売数量の伸び率推移(%)
注意:伸び率は前年同月比
出所:経済産業省生産動態統計よりIRU作成
図表5、耐火物レンガの原単位推移(キログラム/トン)
出所:経済産業省生産動態統計よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)